コーヒーを淹れに行くと衝撃的な光景を目にしました!
なんと、猫が本を読んでいるのです
…といっても上下逆さですけどね
因みにこてつ先生が読んでいる本は
「22年目の告白-私が殺人犯です」(浜口 倫太郎さん)です
なかなか面白かったです
本当に面白かったのですが、あっさりとした感想で終わらせるのには訳がありまして
前から気になってました
角田光代さんの著書「今日も一日きみを見てた」が
強く印象に残こり、心がざわついたのです
ハードカバー(単行本)で発売されていたのは知っていましたが
ケチなのと、ハズした時にストレスを受ける方なので
文庫本が出るまで待ってました(スミマセン)
こちら、初めて猫を迎えた角田さん(作家)とトトちゃん(アメショー)の日々を綴ったエッセーです
…と、こう、私の幼稚極まりない文章で要約してしまうと
大変陳腐に聞こえてしまうのが、なんともくやしい
角田さんの心情が文章に変換され、描写にデジャブを感じます
「角田さんは、私じゃないのか?」って錯覚してしまう程
感じているが、文章に出来ず悶々としている事が
全部!本当に全部、詰まってました
まさに、こう言いたかったのです!
気色悪いぐらい、声に出して笑ったり、ニヤニヤしたり
最後、トトちゃんと暮らす事で、角田さん自身に起こった内面の変化に
泣けてくるのです
自分以外の、言葉を持たない自分より非力な生きものの
いのちの心配をし排泄の世話をし…
(文章の一部を抜粋させていただきました)
家に迎え入れ
初めて「こてつ」と呼んだ日の事を思い出しました