こてつが家に来るまで、私は人生で一度も猫を間近で見たり触ったりする機会が無く
ましてや抱っこした事もない
中学時代、学校に行くため自転車に乗ろうとした時
近所の猫が、サドルの上で腕を折り畳み、それをスッポリとお腹に入れ
お地蔵さんの様に目を閉じてました
今から思うと、それそこが「香箱座り」だったのだけど
そのあまりに起用な姿に見惚れ近づくと
面倒くさそうに、片目だけ少し開いてこっちをみたので、そっと触れようとした時
ナォーン!と一鳴きして、車の屋根を伝って逃げてしまった
今、こうして目の前で香箱座りを見て
聖域の隙間に指を入れる事ができる….
チキショー温かけーな、たまらんな